過去にリリースした、ノラケン・シリーズの紹介です。
スタンダード・キュヴェとは別に、イレギュラーな造りを試すロットです。
今後スタンダードに取り入れていきたい技術を積極的に試しています。毎年異なる試みをするので、同じ名前でも年が異なれば全く違う品種・造り方だったりしますので、ご注意ください。数十本、数百本という少量生産です。
2021年
Blancgris ブラングリ
暑い年だったが雨が少なく葡萄の凝縮度が高い。それに伴い香りの量もかなり多い。瓶詰めすると一時的におとなしくなったが、数年後に香り爆発する予感。
→そろそろノラ・ブラングリかな~?
Yamarone ヤマローネ
糖度が高い年で、ワイン残糖あり。少しだけ動いて微発泡。納得の出来。
→多分次回からノラケン卒業します。
2020年
Blancgris ブラングリ
2020年はやや涼しかったのでカシスの芽系の香りが多いが、収量がやや多めだったので香織の密度は弱め。
→葡萄の熟度について色々考えたい
Yamarone ヤマローネ
涼しかったので糖度はあまり上がらず、ワインもドライに仕上がった。クリーンですっきりめ。
→糖度が低い年はもう少し干した方がいいかな?
2019年
Blancgris ブラングリ
2019年は暑かったので香りは弱め。木樽発酵・熟成。
→いよいよイメージが固まってきたので、スタンダードシリーズに昇格か!?
Yamarone ヤマローネ
久しぶりの登場。揮発酸が少し高かったので、お蔵入り。
→2年後、揮発酸がだいぶおとなしくなったので発売。揮発酸は伸びしろ!
2018年
En fut アンフュ
余市町産ケルナーを樽発酵・樽熟成。1年間樽熟成してみました。
→スゴイ良かったけど、多分2018年で、このスタイルは最後の生産年になります。
Blancgris ブラングリ
Orange2016年、Blancgris2017とほとんど同じ品種構成で、木樽発酵、熟成。
→木樽が好みだから、これからはこのスタイルでやっていこうかな。
2017年
En fut アンフュ
余市町産ケルナーを樽発酵・樽熟成。
→ケルナーとだいぶ分かり合えてきました。ここまできたらシリーズ化!?
Blancgris ブラングリ
Orange2016年とほとんど同じ品種構成で、ステンレス樽発酵、熟成。
→おもしろい!ソーヴィニョン・ブラン主体だと、こっちのほうが好みかな。
Rouge Fumizuki ルージュ・フミヅキ
文月ヴィンヤードの黒ブドウ(ピノ・ノワール、カベルネなど)、ピノ・グリを混醸。
→ほんの少しのカベルネが個性を発揮しつつも、果実感に締まりのある北海道らしい赤に。
Rose ロゼ
気まぐれでつくったメルロー主体のロゼ
→案外うまくできてしまって、ビックリ。でも、いいヒントを得た。
2016年
Blanc ブラン
余市町産ミュラー・トゥルガウで造った白ワイン。会員と道南の飲食店向け。
理想のテーブルワインを追及する。
→同じコンセプトで、いつかは自家農園のシャルドネで造りたい!
En fut アンフュ
余市町産ケルナーで造った白ワイン。厚みを出す特殊な醸造方法を採用。
→大成功だったけれど、次はいつできるか…
Orange オランジュ
余市町産ソーヴィニョン・ブラン、自家農園産ソーヴィニョン・グリを3週間醸し発酵。
→良かったけど、来年は普通に作ってみようかな。
2015年
Blanc ブラン 約500本
余市町産ミュラー・トゥルガウで造った白ワイン。会員と道南の飲食店向け。
→同じコンセプトで、自家農園のシャルドネで造りたい!
Rouge ルージュ 約600本
余市町産ツヴァイゲルトレーベを、ピジャージュ(櫂つき)なしで発酵。樽熟成。
→来年ノラポン・ルージュにできたらいいな・・・
En fut アンフュ 約300本
余市町産ケルナーを樽発酵、樽熟成。
→ケルナーの魅力再発見。
Petillant ペティヤン 約70本
北斗市産ナイアガラを伝統式製法でスパークリングにしたもの。半年熟成後、デゴルジュマン。
2014年
Blanc ブラン 約500本
余市町産ミュラー・トゥルガウで造った白ワイン。
最初から最後まで亜硫酸なしで造りました。気を使うので時間がかかりすぎるのが難点です。
→納得の出来でした。このおかげでノラポン・ブランが亜硫酸添加なしになりました。
Spark スパーク 約70本
乙部町産ザラジェンジェで造ったにごりスパークリング。ノラポン・エフェルヴェサンがノンヴィンテージだったが、こちらは2014年の原酒。
En fut アンフュ 約300本
余市町産ケルナーを樽発酵、樽熟成。
→新たなケルナーの魅力発見。
Yamarone ヤマローネ 約300本
※このロットからラベルが変更になりました。
乙部町産ヤマ・ソーヴィニオンで造った赤ワイン。
1か月ほど干してから仕込みました。色は薄いが濃厚な口当たり。辛口になりましたが、どこまで熟成するだろうか。
→2014年は醸し期間を長くして、味、色ともに濃厚(農楽蔵比)になりました。
2013年
Noraken blanc ノラケン・ブラン 約500本
余市町産ミュラー・トゥルガウで造った白ワイン。
最初から最後まで亜硫酸なしで造りました。スティルでは初です。気を使うので時間がかかりすぎるのが難点です。
→納得の出来でした。できれば、ノラポンブランにフィードバックしたいところ・・・
Noraken cidre ノラケン・シードル 約100本
七飯町産ぐんま名月、ほおずりで造ったシードル。
→香りリンゴと酸リンゴ、レギュラーと違う組み合わせは勉強になりました。
Noraken violet ノラケン・ヴィオレ 約200本
乙部町産ヤマ・ソーヴィニオンで造った赤ワイン。
2012年と同じ造り方です。2013年のノラポン・ルージュはこのロットをブレンドしています。
Noraken Yamarone ノラケン・ヤマローネ 約200本
乙部町産ヤマ・ソーヴィニオンで造った赤ワイン。
1か月ほど干してから仕込みました。色は薄いが濃厚な口当たり。辛口になりましたが、どこまで熟成するだろうか・・・
Petillant ペティヤン 約40本
北斗市産ナイアガラを伝統式製法でスパークリングにしたもの。1年熟成後、デゴルジュマン。
Petillant rose ペティヤン・ロゼ 約100本
余市町産ヤマブドウをロゼ仕込みして、スパークリングにしたもの。2年間瓶熟成後、デゴルジュマン。
Effervescent エフェルヴェサン 約200本
乙部町産シャルドネを樽発酵、樽熟成後、スパークリングにしたもの。2年間瓶熟成後、デゴルジュマン。
2012年
Noraken rouge ノラケン・ルージュ 約300本
厚沢部町産セイベルで造った赤ワイン。
マセラシオン・カルボニックで放置発酵。こちらも攻めた造りで、熟成後どうなるかを見たくて造りました。
→経過は良好でした!熟成は実際にやってみないとわからないですね。
Noraken violet ノラケン・ヴィオレ 約200本
乙部町産ヤマ・ソーヴィニオンで造った赤ワイン。
手除梗のち、放置発酵にて攻めた造り。品種と造りの相性を模索しました。野生的な味です!
→パワフルでまだまだ熟成しそうです。
Noraken spark ノラケン・スパーク 約200本
乙部町産ザラジェンジェで造った発泡性にごりワイン。
ノラポン・エフェルヴェサンと原酒がほぼ同じです。濁ったものはどんな味かな~と思って造りました。
→個人的にはデゴルジュマンしたほうが好きです。
トップ / 哲学 / 農楽蔵 / 畑 / リンク / 問い合わせ
特定商取引法に基づく表記 / プライバシーポリシー
Copyright © 2012 農楽北海道 All Rights Reserved
|