Vegetables and fruits -Fumizuki,Hokuto-



果樹と野菜

北海道北斗市文月地区の5haに果樹と野菜を植えています。多品目、多品種をモットーとしています。単一栽培よりも、雑草を含めさまざまな作物・植物と共に育ったほうが、多様性に富んだ環境ができます。草は必要以上に刈りません。施肥も必要以上にしません。ありのままに育った作物は、計画的に施肥をして技術の粋を集めて栽培したものより、食べたときのインパクトは弱いのですが、滋味深く、たくさん食べられると考えています。

葡萄


ワイン用の葡萄を栽培しています。現在、品種はシャルドネ、ピノノワールがメインですが、様々な品種も試験的に栽培、場合によっては混植しています。この地域に適し、私たちのイメージするワインを作り上げるための品種選定ですので、全ての品種を単体でリリースしようとは思っていません。

果樹栽培、ワイン造りは長い時間をかけて経験が蓄積されていきます。この場所にどんな品種が合うのか、まだはっきりわかっていません。最初はシャルドネを植えましたが、欠株にには土地にあったクローンや他の品種を補植します。長年かけて徐々に目的とするワインに近づけるため、さらに土地に合ったクローンや品種を選択すると同時に、多様性も実現していきます。目的とは、「高品質なワイン」の実現、「北斗らしさ」を表現することです。



なぜ北海道、なぜ道南なのか

降雨量の少なさ、光合成に適切な日照と気温、冷涼で低い湿度。北海道では野菜や葡萄がゆっくりと成熟し、味わい深く、薫り高いものがとれます。夜温がしっかり下がることにより保持される酸。酸があることで葡萄が耐病害虫性を保持し、ゆっくり熟すのを待つことができます。味覚的にも、キリッとした酸と厚みは、理想とするワインに不可欠だと考えています。積算温度やその他数々のデータから、私たちの思い描くワインをつくるための栽培適地は、ここ北海道道南地方なのでは、と長らく考えていました。

北斗市は銘醸ワインの地になるのか

北海道最大のジュラ紀石灰岩「峩朗(がろう)鉱山」を背に、世界に名を馳せる函館市街の夜景を見下ろす絶景の南向き斜面に葡萄畑があります。北斗市(旧大野町)は、かつて果樹地帯でした。さまざまな事情で果樹農家が減ったものの、高品質な醸造用白葡萄を作れる好条件はそろっています。夏は暑すぎず、秋は長い。ゆっくりと葡萄の成熟を待つことができます。冬は寒すぎず、凍害の心配は少ない。雪が少なく、急いで剪定をする必要がありません。

かつてのボルドーは湿地、かつてのブルゴーニュは未開の原野でした。干拓し、切り開いていったのは、ほかならぬ「人」です。銘醸地は、あらかじめ約束された場所にあるのではなく、人の強い意志と情熱によって作られるのです。

テロワールとは?

日本語で「風土」と訳されます。ワインという飲み物は、テロワールが香りや味わいに影響しやすいと言われています。ただ、今のところ日本全国で確固たる個性を持ったテロワールを持っている地域やワインは多くありません。文月でのテロワールの表現への挑戦はまだ始まったばかりですが、「北斗らしい」個性をもった風景が思い浮かぶようなワインを造りたいと思っています。


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